麻布十番を中心にめぐる 港七福神 + 宝船めぐり
開催期間:元旦から成人の日まで(1月1日〜14日 ) 9時から17時( 期間外は全8ヶ所の御朱印は揃いませんのでご注意ください。)
*最終日の集印開始受付は14時まで。(時間内でも都合によりご朱印がいただけない場合があります。)
*まゆ玉のお守りはなくなりました。
*専用台紙(A3判)は平成30年で頒布終了いたしました。
新らしいお守りができました。
大黒尊天は、日舜上人法華経三万部読誦の功徳により奉安された、麻布・六本木の旧家伊勢屋長左エ門の秘蔵佛であった伝教大師作の三神具足大黒尊天。ある時、長左エ門の夢枕に大黒天が立ち、「これからは大衆にご利益を授けたい」、と告げ、自らこの地にやってきたという。三神具足とは、大黒天の小槌を持ち、弁才天の髪、毘沙門天の鎧をつけていること。大黒天の福寿と弁財天の円満と毘沙門天の除災得幸を表したと称えられる。
栄久山大法寺
開山は1597年。麻布十番の節分では子どもたちが毎年300人ほどが集まる、盛大な豆まきでも知られている。三神具足の大黒様以外にも多くの大黒天像が祀られ、お参りもできる。お正月には甘酒やお茶もふるまわれるほか、常時ご開帳も行われていて僧侶の説明も聞くことができるので、身近に大黒様を感じることができる。
港区元麻布1-1-10 TEL:03-3451-6039
麻布十番商店街を抜けた坂を上った、静かな住宅地にある。毘沙門天をお祀りしているのは神社では珍しいのだとか。毘沙門天は善を積む人々の多くの願いを聞き入れ、かなえてくれるとされ、財運、勇気、勝運、学業成就にご利益がある。
氷川神社
942年、源経基朝臣が勅命を受け、平将門の乱を鎮圧するための東征時に、現麻布一本松境内二千余坪を勧請。1659年、現在の地に移った。ご祭神は素戔嗚尊(スサノオノミコト)と、倭建命(ヤマトタケルノミコト)で、境内の末社は應恭稲荷、高尾稲荷が。ご神徳は、厄除け、災難除け、開運、商売繁盛、交通安全。
港区元麻布1-4-23 TEL:03-3446-8796
9:00~17:00
テレ朝通りを挟んだ六本木ヒルズの向かいに、静謐な雰囲気の一角がある。こちらの境内、福壽稲荷に祀られているのは、長寿の象徴といわれる壽老人。元日から8日までは、ご神体を一般公開してくれるので、この間に訪れるのがおすすめ。
櫻田神社
1180年、武蔵国の奉行が、現在の溜池から霞が関にかけた一帯を焼狩りしようとした前夜、夢で神の使いの白狐のお告げがあり、焼狩りを中止した。これを聞いた源頼朝は、霞山稲荷神社として現在の桜田門外に稲荷を立てたのが、この神社の起源。境内では、800年代に作られ、いくつもの戦火をくぐり抜けた鋳造の受水桶も見ることができる。
港区西麻布3-2-17
9:00~17:00
ミッドタウンの近くにある天祖神社では、福禄寿のご朱印をもらえる。福禄寿は福(幸福)、禄(俸禄)、寿(長寿)であり、南極星の化身とされている。道しるべの神様としても知られ、人間の生きる道、事業などの道を示してくれる。
天祖神社
御祭神は、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)と伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)。境内には満福稲荷もあり、その中に福禄寿神が奉斎されている。
港区六本木7-7-7 TEL:03-3408-5898
11:00~17:00
七福神の中で唯一、実在したとされる布袋尊を祀る。布袋様は大きな布袋の中に下駄や着物、食物などが入っていたといわれ、その大きなお腹のため、子宝に恵まれる、スケールの大きな人になれると信じられ、お参りされている。
久國神社
谷町JCT近くに位置するこの神社は、江戸築城につき太田道灌が、久國作の宝刀を寄付したことが名称の由来。空襲の際にかろうじて火災を逃れたこの宝刀と神輿庫、手水舎が残っている。またここは先代の宮司にあてた勝海舟直筆の正面拝殿額や東郷平八郎の掛け軸などもあり、親しみのある雰囲気のなか、意外な歴史が垣間見られる。
港区六本木2-1-16 TEL:03-3583-2896
9:00~17:00
大江戸線赤羽橋駅からすぐの飯倉エリアで、国道一号線沿いにある熊野神社。ここには七福神の内、唯一の日本の神ともいわれ、商売繁盛や漁業の神などとも称される恵比寿神の神像や絵図が置かれている。
熊野神社
1703年の火事で古書や宝物は焼失し、由緒、沿革などの詳細は不明。伝聞によるれば創立は680~748年とされている。ご祭神はスサノオノミコトとイザナギノミコト、イザナミノミコトの三柱。島崎藤村が散歩したお気に入りの場所の一つであったともされている。
港区麻布台2-2-14 TEL:03-3589-6008
9:00~16:00(1/1〜1/15は9:00~17:00)
三井寺を開山した智証大師(円珍)が859年に彫刻した、開運出世大辦才天女が安置される。近年、この弁才天を崇敬拝した人の中には、名だたる政治家や経営者、学者、芸能関係者らも数多いるそう。それだけに参拝する人は後を絶たない。
三縁山宝珠院
大門にある増上寺の別寺でもある宝珠院。東京タワーの足元にあり、豊かな木々と弁天池を擁し、都会とは思えない神秘的なムードを醸し出している。弁才天だけでなく閻魔様も鎮座されているので、こちらも忘れずに拝んでおきたい。また三すくみといわれる、かえる、へび、なめくじの3石像も探してみて。
港区芝公園4-8-55 TEL:03-3431-0987
8:00~17:00
大江戸線麻布十番駅から0分。大きな通りに面して立つ、石の鳥居が目印。旧坂下町の末廣神社と旧永坂町の竹長稲荷神社、空襲で焼失したふたつの神社が合併してできたこの十番稲荷神社では、開運招福の象徴である、宝船のご朱印をもらえる。宝船(石像)もあるので忘れずにお参りしておきたい。
十番稲荷神社
港区で唯一、酉の市が開かれることでも知られる。また江戸時代に旗本の屋敷を火事から救ったという伝説の大ガマにちなんだ『かえる』の石像は、水をかける人や撫でる人が多い。その他、かつて鳥居を奉納した喜劇俳優・エノケン(榎本健一)の名を刻んだ銅板など、見どころたっぷりの神社。
港区麻布十番1-4-6 TEL:03-3583-6250
9:00~17:00
(麻布十番商店街参照)
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